2024年08月13日

MODEROID版トイボックス 実験機の姿


実験機であるシルエットナイトが完成いたしました。パチパチパチパチ♪
なぜに飛んでいるかというと、飛べるシルエットナイトだからです。ガンダム系では当然でしょうが、この世界ではシルエットナイトが「飛行」するという概念が欠如しています。それを初めて体現したシルエットナイトがこちらの実験機「トイボックス」ということになります。世界を震撼させた瞬間でした。あ~~~尊い♪

フル装備状態前の当シルエットナイト。パーツ分けが多いのも特徴です。ショルダーアーマーも別パーツです。

武器はこの世界のシルエットナイトなら通常運用しているソードとシールドです。どっちもただデカいだけが特徴です。


当然ながら装備した状態で飛ぶことも可能でしょう。戦術的にこれはアリだと言えます。

弾丸並みの速度という言い回しが劇中でありましたが、それは言いすぎでしょう。


バックウェポンのサブアームにシールドやソードを持たせることも可能ですがスペース確保が大変なので引っ掛けました。それもアリだと思うのです。


ソードだけの方がシンプルにポーズがとりやすいですね。

ハンドパーツも豊富なので表現方法が複数できます。上が両手用。下がサブアーム用。


今年の夏も暑い。お盆は特に用事も毎年ありませんし、プラモデル三昧ですね。9連休をただただプラモデル制作に費やしてます。う~~ん☆充実☆

他のシルエットナイトたちと並べて飾りました。NONスケールですが、手持ちのシルエットナイトたちは同じサイズなので違和感がありません。
説明すると、中央後ろの青い機体が以前制作した「イカルガ」、右の緑の人馬型が以前制作した「ツェンドルグ/ツェンドリンブル」、左の青機体は今商品。中央右の白い機体はROBOT魂の「アールカンバー」、左の紅い機体はROBOT魂の「グエール」です。ROBOT魂商品はバンダイ版権元販売。他3つの商品はグッスマ商品です。ROBOT魂展開は最初に同時発売した両商品のみ。これ以上のラインナップはありませんでした。当時はもしかしたらプレミアムバンダイ限定商品展開も想像したのですがまったく動きはありませんでした。現在、グッスマでのプラモデル展開しか私は知りません。以前展開した変形ロボットアニメで痛い目にあったせいかもしれませんね。とほほ・・・。

ここからは制作工程の振り返りです。
【塗分け工程】

今回一番の手間取り作業が足です。画像ではわかりにくいかもしれませんが、以前紹介した合わせ目処理をする場合は大変という一例です。膝下の下腿パーツは辛うじて左右合わせモナカパーツのため突起形状を加味して合わせ目処理の無視も可能な範囲という考えもありでしょう。しかし、膝上の太ももはどう見ても無理。前後モナカパーツでパーツの合わせ目がはっきりと見えます。

なぜに一番という表現を用いたかというと、腕と背部にあるサブアームも似たような仕様でしたが、塗分けに関しては足ほどではないのです。膝パーツは合わせ目処理モナカパーツと判断して合わせ目処理をしたのち、二重関節構造がある大腿部の黒パーツと一緒に塗装対応をしました。

膝パーツにはマスキングテープ保護をして可動パーツらに組み込みます。テープが剥がれ易い様に貼り付けも気を使っています。

合わせ目処理はいつも通りの接着剤による溶解方式を採用。2日間ほど放置して接着面が完全に乾いたことを確認してから、隙間などにヤスリのカスが入り込まないようにテープ保護をあちこちにしてからヤスリ掛けを実施。処理後は埃カス対策のテープをはがしてウェットティッシュで簡単に拭き取りパーツの状態チェック。

あとは、取説やネット検索で見つけた画像を参考に塗分けを実施しました。

それでも画像では分かりづらい箇所もあったので手持ちの保存映像から静止画に起こして再チェック。
〇を付けた箇所は成形色以外の配色があったという事実を突き付けられた数です。ゲンナリします。

比較画像を載せてみましたが、お分かりいただけるでしょうか。足だけでも結構塗分けています。取説だけでは分かりづらい点が多数あり映像でのチェック有効でした。

頭部の後頭部にあたるパーツは成形色では青ですが、設定上はグレーでした。

よって、成形色の青をグレー系で塗りつぶし。塗分けも不要のようでしたので他はパーツ本来のカラーで塗装して組み上げてます。

取説や検索画像では手に入らなかったのがお尻部分の彩色です。通常でしたら、お尻パーツは一体成型色だったので青一色でした。しかし、画像から3色と判明。中央「黒」、黒周辺「水色」、ボディカラー「青」という具合です。これはこの場面があり助かりました。トイボックスは登場が少ないためチェック検索も非常につらい現実があったので、本当にこのシーンがあった時は安堵しました。

隠れるところくらい別画像を用意してほしいくらいです。角度で見えない部分も多数存在します。本当に不親切なカラー設定です。

頭と胴体は当然分離されていますが、主役機周辺のシルエットナイトは頭部の周りに襟巻パーツが付いています。襟巻は固定ではなく回旋し、頭部も回旋・前後左右可動します。

こちらが塗分けをした大まかなチェック画像になります。うんうん、楽しい色塗りでした。あはっあははははっは・・・・hahahaha・・・・。
それでも同時に購入した公式トイボックス専用水転写式デカールのお陰でクオリティは上がったと感じます。今回の水転写式デカールに関しては私的に評価高めです。前回、前々回と経験した他のシルエットたちより貼り易かったです。相変わらず余り無しはどうかと思いますが、失敗しなかったからよかったです。ガンダム系の水転写式デカールよりやや薄目な糊の印象があります。


画像不足のため、別ブログ「NAL㋨ガンプラβ」に完成画像だけ追加アップしてあります。
よかったら、クリックしてごらんください。


<カラーリング>クレオス製
青:①フタロシアニンブルー、ニュートラルグレー、クールホワイト ②クールホワイト、ブルー、ニュートラルグレー
黒:①ライトサーフェイサー、ブラック(やや多め) ②ブラック
灰:①ライトサーフェイサー、ブラック ②ダークグリーン(2)、ニュートラルグレー ③ミディアムブルー、ブラック
橙:オレンジ、イエロー、クールホワイト
白:クールホワイト、ミディアムブルー(極少)
クリーム:カーキ、クールホワイト、ニュートラルグレー、艦底色
茶:ウッドブラウン、艦底色、クールホワイト
トップコート:スーパースムースクリアー(つや消し)
墨入れ:(エナメル製)①タミヤ スミ入れ塗料ブラック ②ブラック ③グレー
目:メタリックレッド  

2024年08月05日

MODEROID版三式装備 チャリオット仮組


チャリオットの仮組をこの程度で止めました。この状態でも大きいのに、両輪に大型ウイング状のパーツもあるのですが、大きすぎることと仮組すると外せなくなりそうなので仮組をやめました。この状態で一部のパーツは外せなくなったことも原因です。大型プラモデルは仮組がリスクになります。パーツ同士を支えるため刺し棒が長いのです。無理に外すと折れます。さらに無理すると割れます。この辺が限界かな・・・という印象。大まかな概要がわかっただけでも良いでしょう。

後ろのエンブレム兼シールドは私の掌サイズ。ビッグですねぇ~♪

トイボックスを乗せてみました。グリップを握り、足場への設置も良好でした。全体的にどの程度合わせ目処理をするかは検討します。
  

2024年08月04日

MODEROID版トイボックス 仮組チェック


ヤバそうなパーツは左右対称程度なら仮組しません。よって、片腕片足なしで仮組終わり。
スタイルは抜群。最高です。このままでも十分にカッコ良さが表現されています。

頭部もよくできていて、合わせ目処理は必要ないレベルですが、今後検討します。


胴体から腰にかけても部分的に合わせ目処理がありました。どれも見逃せないレベル。塗分け覚悟で対応は決定です。

腕も最悪の対応になりそうです。合わせ目処理は絶対します。問題は方法ですね。検討します。

足も対応は必須。こちらも処理方法を検討します。肘、膝周辺はパーツのあたりが狭かったので削り処理をして対応です。この対応レベルは去年作ったツェンドルグ/ツェンドリンブルの足パーツと一緒ですね。あの苦労を再びすることになるとは、数が少ないからいいけど、面倒さではこちらの方が上です。特に肩回りは最悪ですね。丁寧に作る予定です。
  

2024年08月03日

MODEROID版トイボックス&三式装備 御開帳♪

モデロイドシリーズは今年初めにも制作をしていますが、今回制作に着手するのは、別シリーズのラインナップ商品群になります。
シリーズと言って良いかは微妙な数ですが、私が制作したものを含めて4種類は発売されています。以下がそのラインナップ。
 ・斑鳩(イカルガ)
 ・ツェンドルグ/ツェンドリンブル(他でパイロット専用機も発売されています。私が制作したのは量産機)
 ・トイボックス(今回紹介する商品)
 ・三式装備(今回紹介する商品)
と前述通り数は少ないです。
アニメ「ナイツ&マジック」に登場するロボット。総称は「シルエットナイト」と呼称されています。ガンダムでいうモビルスーツ的意味合いですね。劇中のシルエットナイトはすべて3DCGでカッコいいのです。驚くのはそのシルエットナイト一つ一つに汚しや傷、デカールまで入っているテクスチャー表現が半端ない点が気に入ってます。それが最終話まで書き込まれているのです。本当に楽しいアニメでした。しかしながら、私のテクニックでは表現できないので汚しなしで制作しているわけです。本当はもっとカッコイイのですが、私の技量不足というわけですね。あのアニメのリアリティを再現できないのは悔しいですが、苦労したプラモデル版シルエットナイトが下手な技量で見劣りするのは避けたいという心情もあるのです。(言い訳がましいですが・・・)とにかく製作者サイドの力の入れようは当時めっちゃ感じました。だからこそ、プラモデル化された時は感激したわけです。あれから何年経つのかなぁ・・・、何気にプラモデルを2年前から制作しているとついつい全13話見返しちゃうんですよねぇ~♪

【御開帳】

こちらがグッドスマイルカンパニーから今年6月に届いた箱。予約したのは昨年9月。120サイズの専用箱です。

トイボックスは既に取り出しているのですが、三式装備のパッケージは梱包箱にぴったりでした。上にトイボックス専用水転写式デカールも入っていました。

パッケージにも書いてあったのですが、三式装備を持っているだけで正式名称は「戦車」という単純名称のようです。チャリオットと書かれているので間違いないでしょう。戦車といえばそうなんですけど、自走はできません。人馬型のシルエットナイトが2体馬役をして引っ張って運用されていました。フルカラーパッケージには風格さえ漂います。う~~ん、すばらしぃ♪

しかし、よく見ると上蓋パッケージは四隅セロテープ固定という品質上低いレベルの設計ですね。

高さのある箱にランナーがビッシリと入っていました。一部のパーツは塗装されていました。相変わらず余計なことしてコスト上げてますね。本当に腹が立ちます。

床にランナーを並べてみました。多い。多いけど、パーツがでかくて太い。作り易そうな印象です。

トイボックスのパッケージもカッコいいですねぇ。このシルエットナイトの名前は今回の商品で知りました。検索してみたら、名前の由来は主人公の実験機としてあらゆる新技術を盛り込まれた「おもちゃ箱」という愛称で呼ばれていたとのことです。たしかにこの試作機の技術がイカルガに盛り盛り詰め込まれていました。登場したのはお披露目会の団体摸擬戦。爆発的な飛行能力を一度見せつけたら、魔力切れ寸前になり動きを止めて摸擬戦を一時静観している始末でした。しかし、その能力は革新的過ぎて摸擬戦を観戦していた人々を驚かせていたのは心が躍りました。

【余談】
こちら、高額商品です。私のプラモデル制作生活の中では断トツ。購入に関しては忸怩たる(じくじたる:AI検索によると『深く恥じ入る気持ち』だそうです)思いで購入に至りました。
少し説明させていただくと、トイボックスは単体販売は他でも行われていました。けれども、三式装備はグッドスマイルカンパニーのネット専用販売でした。諦めることも考えましたが、そこへエグイ販売方式が導入されたのです。確実に数を稼ぎたいという心理なのか、販売元の悪意を感じるほどの抱き合わせ商法です。トイボックス専用の水転写式デカールの紹介があったので検索すると、トイボックス+三式装備+トイボックス専用水転写式デカールという3点セットの抱き合わせでないと専用水転写式デカールは手に入らないという恐ろしく古い手法を確立したわけです。どでかいプラモデルを諦めることはできるかもしれない。しかしながら、見栄えの良くなる水転写式デカールを諦めるのは塗装制作サイドからすると膝を付くことのできない勝負の分かれ目だったという感じがしました。
変な話ですが、さすがの中華版水転写式デカールもシルエットナイト関連は見当たりません。正規ルートしか入手できないのです。
わたしは、この方式に屈した訳です。えぇ・・・屈しました。屈しましたとも!!(ある意味膝をついているか・・・)
でも、でも、いいのです。私は三式装備がラインナップに入っていて感激したし、(購入の断念も一考したけれど・・・)興奮もしましたからね。運用に関しては劇中の再現はできませんが、あの三式装備を発売してくれたグッスマに感謝しています。高額商品にはなりましたが、感謝していますとも!!
そして、その結果がこれというわけです。わっはっはっははははぁぁ・・・・・。きちんと完成させてみせます。必ず。だってねぇ・・・。

【思い出】
なぜに上記の余談を書いたのかには理由があります。
中学生だったでしょうか、抱き合わせを初めて経験したのがその頃だったと記憶しております。当時、巷でブーム化していたファミコンゲーム。その最中に発売されたドラクエ第二弾も人気急上昇。池田町の個人玩具店(現在も運営中)で予約をして、発売当日に親と一緒に購入に行くと、突然店主のおばちゃんから、ドラクエ2は別のファミコンソフトをもう一本購入してもらわないと売れないと言われて、親に頼んで抱き合わせ商法に屈したのです。あれは忘れもしません。子供に対してひどい商法をするもんだと、成長するたびに時々思い出す嫌な記憶です。抱き合わせ商法は汚いです。ひどいといつも感じてしまいます。きっと当人は「記憶にございません」としらを切りそうですが。
補足・・・抱き合わせさせられたファミコンソフトは売れ残りだったのか不明ですが、ドラクエ2の価格に1000円程度の上乗せでした。